大坂なおみ全米オープン優勝!過去最高の優勝賞金と歴史的名誉を受ける。

スポーツ

2018年9月9日ニューヨークで行われた全米オープンテニスで大坂なおみ選手が優勝しました。
決勝の相手はセリーナ・ウィリアムズ選手。

元世界ランキング1位でパワーテニスを得意とするセリーナ選手を6-2、6-4で破り、アジアではまだ誰も成し遂げたことのなかった優勝を果たしました。

優勝してカップを掲げるとき、思わず落としそうになってしまった姿は、おおらかで、堂々としている様に見えても、強い緊張と優勝の驚きがあったのかもしれません。

それでは、過去最高の優勝賞金とテニス史に残る栄誉の記録を残したいと思います。

全米オープンテニス(シングル)の賞金

優勝画像

優勝 380万ドル
準優勝 185万ドル
準決勝 92万5000ドル
準々決勝 47万5000ドル
4回戦 26万6000ドル
3回戦 15万6000ドル
2回戦 9万3000ドル
1回戦 5万4000ドル

大坂なおみ選手は優勝したので、380万ドル(約4億2180万円)を手にしました。
セリーナ選手は準優勝なので185万ドル(約2億円)です。
一回の勝ち負けで二倍以上の差がでるのですね。

ちなみに一回戦敗退でも5万4000ドル(約600万円)でいいなと思ってしまいますが、テニスの競技人口が約1億1000万人と聞くと、そこまでいけるのがすごい。

優勝賞金の推移を見ると

  • 2014年が300万ドル
  • 2015年が330万ドル
  • 2016年350万ドル
  • 2017年370万ドル

と年々増加しています。

そうなると、来年の賞金は390~400万ドルになるでしょうね。

4大大会(グランドスラム)の優勝賞金

2018年全英オープンテニス(ウィンブルドン選手権)

優勝賞金 225万ポンド 約3億3000万円

2018年全仏オープンテニス

優勝賞金 220万ユーロ 約2億9000万円

2018年全豪オープンテニス

優勝賞金 400万豪ドル 約3億5000万円

2018年全米オープンテニス

優勝賞金 380万ドル 約4億2180万円
4大大会の2018年優勝賞金が以上になりますので、
大坂なおみ選手は過去最高の優勝賞金を手に入れたことになります。

全米オープンテニス歴代(女子)の優勝者

2017年スローン・スティーブンスアメリカ
2016年アンゲリク・ケルバードイツ
2015年フラビア・ペンネッタイタリア
2014年セリーナ・ウィリアムズアメリカ
2013年セリーナ・ウィリアムズアメリカ
2012年セリーナ・ウィリアムズアメリカ
2011年サマンサ・ストーサーオーストラリア
2010年キム・クライシュテルスベルギー
2009年キム・クライシュテルスベルギー
2008年セリーナ・ウィリアムズアメリカ

これを見るとセリーナ選手がいかに強い選手だったか良くわかりますね。
10年間で優勝4回ですから。

全米オープンの歴史は100年以上あり、未だかつてアジア人は誰も優勝したことがありません。大坂なおみ選手は日本初、アジア初の優勝者になり歴史的な名誉を得ました。

セリーナ・ウィリアムズ選手の戦績プロフィール

1999年わずか17歳の若さで全米オープン優勝を果たし、その後2018年までに6回の優勝、3回の準優勝をしてます。

元世界ランキング1位

大坂なおみ選手との試合前は26位

WTA歴代最年長ナンバーワンプレイター

生年月日1981年9月26日(36歳)
出身地アメリカ・ミシガン州サギノー
身長175cm
体重70kg
利き手
バックハンド両手打ち
サーブ速度200km/h以上(207?) 大坂なおみ選手より少し早い
特徴パワーテニスとにかく力強い

2017年妊娠によりツアーを離脱しています。

2018年はじめは調子が良くなかったものの、徐々に感を取り戻し、テニスの四大国際大会のひとつであるウィンブルドンで準優勝をして完全復活しました。

大坂なおみ選手の戦績プロフィール

自己最高ランキングはシングルス7位(2018年全米オープンテニスの優勝によって順位が上昇)

セリーナ・ウィリアムズ選手との試合前は19位

トップ10位内の選手の対戦成績は26試合中18勝8負

2018年マイアミ・オープン一回戦で6-3、6-2でセリーナ選手に勝っています。

生年月日1997年10月16日(20歳)
出身地大阪府大阪市
身長180cm
体重69kg
利き手
バックハンド両手打ち
サーブ速度200km/h以上(201?)セリーナ選手より少し遅い 
特徴

アグレッシブ・オフェンシブベースライナー

攻撃的でコートの一番うしろから戦う

セリーナ選手と同じような力強いスタイルで互角の身体能力を持っていますね。

小さな頃から大坂なおみ選手はセリーナ選手に憧れを持っていたそうです。

憧れの選手と戦い、そして優勝した。

優勝したあと、まだ実感が無いといっていましたが本当に夢物語を叶えたのだと思います。

まとめ

今回の全米オープンテニスの優勝は日本人、広くアジア人で初となりテニスの歴史に刻まれるのは間違いないでしょう。

100年以上続く大会に日本の国旗がぽっと出てくると思わず顔がにやけてしまいます。

錦織選手は惜しくも準決勝で負けてしまいましたが、勢いに乗った大阪なおみ選手と一緒に次の優勝を願っています。

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